お役立ちコラム 2026.02.09
蓄電池と電気自動車比較|V2Hで電気代と停電対策を最適化
「電気自動車のバッテリーって、家の蓄電池としても使えるの?」
電気代の高騰がつづくなか、こうした疑問をもつ方がふえています。
じつは、V2H(Vehicle to Home) という仕組みをつかえば、電気自動車に蓄えた電力を家庭にそのまま供給できるようになります。
しかも、電気自動車のバッテリー容量は一般的な家庭用蓄電池の5倍から10倍以上にもなるため、停電時のそなえとしても非常にたのもしい存在です。
とはいえ、電気自動車を蓄電池がわりに使うことには、バッテリーの劣化や外出中に給電できないといった注意点もあります。
本記事では、蓄電池と電気自動車それぞれの特徴をわかりやすく比較しながら、V2Hのメリット・デメリットをくわしく解説します。
さらに、両方のいいところを活かせる「EV+蓄電池+太陽光」のトライブリッド蓄電システムについてもご紹介しますので、ぜひ最後まで読みすすめてください。
目次
電気自動車は「家庭の蓄電池」として使える?

「電気自動車のバッテリーはとても大きいから、家の電気としても活用できるのでは?」と考える方はすくなくありません。
結論からいうと、専用の機器を設置すれば、電気自動車は家庭用蓄電池としても活用できます。
ただし、車のバッテリーに蓄えられた電気と家庭で使う電気には性質のちがいがあるため、そのまま直接つなぐことはできません。
ここでは、EVから家へ電気をおくる仕組みと、蓄電池として見たときのEVの強みについてくわしくお伝えします。
EVから家へ給電する仕組み(V2H)と必要機器の基礎
V2Hとは「Vehicle to Home」の略で、その名のとおり**「車から家へ」電気をおくる技術**のことです。
ふだん電気自動車は、家庭のコンセントや充電スタンドから電気をもらって走ります。
V2Hはこの流れを双方向にすることで、必要なときには車のバッテリーから家庭へ電力を供給できるようにした画期的なシステムです。
なぜ専用の機器が必要なのかというと、電気自動車のバッテリーに蓄えられている電気は「直流」であるのに対し、家庭で使う電気は「交流」だからです。
この直流と交流の変換をおこなうのがV2H機器の中心的な役割になります。
V2Hを導入するために必要なものは、おもに以下のとおりです。
- V2H対応の充放電器(V2Hスタンド):直流と交流を変換し、EVと家庭のあいだで電力をやりとりする中核機器
- V2H対応の電気自動車またはPHEV:すべての車種が対応しているわけではないため、事前の確認が必須
- 分電盤まわりの電気工事:家庭の配線にV2Hをつなぎこむための工事で、有資格の電気工事士が施工
V2H機器にはおおきく分けて**「単機能型」と「系統連系型(太陽光蓄電池連系型)」**の2種類があります。
|
種類 |
特徴 |
おすすめの家庭 |
|
単機能型 |
EVと家庭のあいだだけで電力をやりとりする。比較的やすい |
太陽光発電を設置していない家庭 |
|
系統連系型 |
太陽光発電・蓄電池・EVの電力をまとめて管理できる |
太陽光発電を設置ずみ、または同時導入する家庭 |
単機能型はシンプルでコストをおさえやすい一方、太陽光で発電した電気をEVに直接ながすことはできません。
系統連系型であれば、太陽光で発電した電力をEVに充電し、夜間にその電気を家庭で使うという効率的な運用が可能になります。
V2H機器の代表的なメーカーとしては、世界ではじめてV2Hを実用化したニチコンのほか、オムロン、パナソニック、長州産業、デンソー、東光高岳などがあります。
とくにニチコンのEVパワー・ステーション VSGシリーズは、2025年時点で対応車種がもっとも多い機種として知られており、壁かけ設置にも対応しています。
V2H機器の本体価格は約40万円から300万円程度と幅がひろく、これに設置工事費が別途かかります。
ただし、国のCEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)を活用すれば、設備費と工事費あわせて最大65万円の補助をうけられるため、実質的な負担を大幅にへらすことも可能です。
蓄電池として見たEVの強み(大容量・移動できる非常用電源)
電気自動車を家庭用蓄電池として見たとき、もっともおおきな強みとなるのが圧倒的なバッテリー容量です。
一般的な家庭用蓄電池の容量は5〜16kWh程度ですが、EVのバッテリーはそれとは比較にならないほどおおきな容量をそなえています。
以下の表で、おもなEVと家庭用蓄電池の容量を比べてみましょう。
|
種類 |
型番・車種 |
バッテリー容量 |
|
軽EV |
日産サクラ / 三菱eKクロスEV |
20kWh |
|
EV |
日産リーフ |
40kWh |
|
EV |
日産リーフe+ |
62kWh |
|
EV |
日産アリア(最上位) |
91kWh |
|
PHEV |
三菱アウトランダーPHEV |
22.7kWh |
|
家庭用蓄電池 |
一般的な製品 |
5〜16kWh |
日産リーフe+の62kWhという容量は、一般的な家庭用蓄電池の約6〜12倍にあたります。
4人暮らしの家庭で1日にかかる電力消費量はおよそ10〜13kWhといわれていますから、リーフe+なら約4〜6日ぶんの電力をまかなえる計算です。
たとえ軽EVの日産サクラ(20kWh)であっても、使う家電をしぼれば1〜2日ぶんの電力を確保できます。
この大容量は、とくに災害時の停電対策として非常にたのもしい存在となります。
2019年の台風15号では千葉県を中心に長期停電が発生し、一部地域では復旧まで2週間以上かかりました。
こうした長期停電のとき、家庭用蓄電池だけでは1日から2日で電力がつきてしまう可能性がありますが、EVのおおきなバッテリーがあれば、冷蔵庫や照明、スマートフォンの充電など最低限の生活をより長くつづけられます。
さらに、EVならではの強みとして**「移動できる」**という点も見のがせません。
据えおきの家庭用蓄電池はいちど設置したらうごかせませんが、EVなら被災地へ電気をはこぶことも可能です。
ニチコンの「パワー・ムーバー」のような可搬型のEVパワーコンディショナを使えば、コンセントのない屋外でもEVから電気をとりだすこともできます。
このように、大容量と機動力を兼ねそなえている点が、蓄電池として見たEVの最大の魅力といえるでしょう。
EVを蓄電目的で使うメリット・デメリット

電気自動車を蓄電池としても活用するというアイデアは非常に魅力的ですが、いいことばかりではありません。
導入を検討するうえでは、メリットとデメリットの両面をしっかり理解することが大切です。
ここでは、それぞれをくわしく見ていきましょう。
メリット(太陽光との相性・電気代削減・停電時の電力確保)
EVを蓄電目的で使うメリットは、おおきくわけて3つあります。
1つめは、太陽光発電との相性がとてもよいことです。
すでに太陽光パネルを設置しているご家庭であれば、日中に発電した電気をEVに充電しておき、夜間にV2Hで家庭へ供給するという運用ができます。
FIT(固定価格買取制度)の期間が満了した、いわゆる「卒FIT」のご家庭では、売電価格が大幅にさがっています。
たとえば、FIT期間中は1kWhあたり30円以上で売電できていたものが、卒FIT後は7〜8円程度にまで下落するケースがほとんどです。
このような状況では、安い価格で売電するよりも自家消費にまわしたほうが経済的なメリットは大きくなります。
太陽光で発電した電気をEVにためて夜間に使えば、電力会社からの買電量を最小限におさえられるわけです。
2つめは、電気代の削減効果です。
V2Hを導入して深夜電力プランを活用する方法もあります。
多くの電力会社が提供する深夜電力プランでは、夜間の電気料金が昼間の半額以下になるケースがあります。
深夜にやすい電気でEVを充電し、日中にその電力を家庭で使えば、1日の電気代を大幅にカットできます。
さらに、ガソリン車からEVに乗りかえた場合のランニングコスト削減も見のがせません。
ニチコンの試算によると、ガソリン車とくらべて年間で約12万円から14万円のエネルギーコスト削減が見こめるとされています。
太陽光発電ですべてのEV充電をまかなえれば、車のエネルギーコストが実質ゼロになる可能性もあります。
3つめは、停電時の電力確保です。
前のセクションでもふれましたが、EVの大容量バッテリーは家庭用蓄電池をはるかに上まわる電力を供給できます。
V2H機器のなかでも全負荷型を選べば、停電時にも家じゅうのコンセントから電気を使うことが可能です。
200Vのエアコンや IHクッキングヒーターも動かせるため、ふだんの生活にちかい環境を維持できます。
一方、特定負荷型の場合はあらかじめ指定した回路だけにしか電気が流れないため、停電時の利便性はやや限定されます。
以下に、おもなメリットをまとめます。
- 太陽光発電の余剰電力を無駄なくEVに蓄電し、自家消費率を大幅にアップ
- 深夜電力の活用やガソリン代の削減により、年間の光熱費を10万円以上カットできる可能性
- 大容量バッテリーが停電時の安心材料となり、冷蔵庫・照明・通信機器などを数日間つかえる
デメリット(バッテリー劣化リスク・外出中は給電できない制約)
一方で、EVを蓄電池がわりに使うことにはいくつかの注意点もあります。
もっとも気になるのが、バッテリーの劣化リスクです。
リチウムイオン電池は、充電と放電をくりかえすたびにすこしずつ容量がへっていきます。
EVを走行だけに使っていても劣化は進みますが、V2Hで家庭への放電もおこなうと、充放電のサイクルが増加してバッテリーの劣化スピードが速まるおそれがあります。
家庭用蓄電池は比較的おだやかなリズムで充放電をくりかえすため、EV用バッテリーよりも劣化がゆるやかな傾向があります。
一般的な目安として、家庭用蓄電池のメーカー保証は**10年で残存容量60〜70%**程度に設定されていることが多いです。
EVのバッテリー保証は車種やメーカーによって異なりますが、走行距離と年数の両方の条件が設定されているのが一般的です。
V2Hで日常的に充放電をくりかえす場合は、メーカーが想定した使いかたよりもバッテリーに負荷がかかる可能性がある点を理解しておきましょう。
2つめのデメリットは、EVが外出中には家に電気を供給できないことです。
当然ですが、車が自宅にないあいだはV2Hで給電することができません。
通勤や買いものなどでEVを日中に使用する方にとっては、太陽光発電のピーク時間帯にEVが不在になるケースが多くなります。
せっかく太陽光で発電しても、EVがなければその電気をためておく先がありません。
この「給電の空白時間」が発生してしまう点は、EVを蓄電池として運用するうえでの構造的な弱点です。
3つめは、すべてのEVがV2Hに対応しているわけではないことです。
V2Hに対応している車種は年々ふえてはいるものの、海外メーカーの一部車種では対応が限定的だったり、V2H機器との相性に注意が必要だったりするケースがあります。
さらに、V2H機器のメーカーや機種によって対応車種が異なるため、車とV2H機器の両方の互換性を事前に確認しておくことが重要です。
おもなデメリットを整理すると、以下のようになります。
|
デメリット |
具体的なリスク |
|
バッテリー劣化 |
V2Hによる充放電回数の増加で、EV走行距離が想定よりはやく短くなるおそれ |
|
給電の空白 |
外出中はV2Hが使えず、太陽光の余剰電力をためられない |
|
対応車種の制限 |
V2H非対応の車種では利用不可。機器との相性確認も必要 |
|
初期コスト |
V2H機器と設置工事で数十万円から100万円以上かかる場合がある |
こうしたデメリットをふまえると、EVだけで家庭の蓄電ニーズをすべてカバーするのはむずかしいことがわかります。
そこで注目されているのが、次にご紹介する「トライブリッド蓄電システム」という考えかたです。
最適解は「EV+蓄電池+太陽光」トライブリッド

EVを蓄電池がわりに使うメリットは大きいけれど、バッテリーの劣化やEV不在時の給電空白という課題がのこる――。
この問題を解決するのが、**太陽光発電・家庭用蓄電池・EVの3つをまとめて制御する「トライブリッド蓄電システム」**です。
「トライブリッド(Tri-brid)」とは、太陽光・蓄電池・EVの3つ(トライ)を組みあわせた(ハイブリッド)システムを意味する造語です。
ニチコンが世界ではじめて開発・発売し、その後パナソニックの「eneplat」や長州産業、シャープ、オムロンの「マルチV2Xシステム」など、大手メーカーが続々と参入して選択肢がひろがっています。
トライブリッドで補えること(劣化緩和・給電空白の解消・災害時安定)
トライブリッド蓄電システムは、EVだけでは解消できなかった3つの課題をバランスよく補完してくれます。
1つめは、EVバッテリーの劣化を緩和できることです。
トライブリッドでは、太陽光で発電した電気をまず家庭用蓄電池にためることができます。
EVが自宅にある時間帯だけ効率よく充電をおこない、不必要な充放電サイクルを減らすことが可能です。
ニチコンのトライブリッド蓄電システムには「エレムーブ」という機能があり、蓄電池にためた電力を夜間にEVへ移動させることで、深夜電力や太陽光の電気だけでEVを満充電にできます。
EVのバッテリーへの直接的な充放電の回数をおさえられるため、長期的に見てバッテリーの寿命をのばす効果が期待できます。
2つめは、EVが外出中でも蓄電池が給電の空白をうめてくれることです。
日中にEVで通勤や買いものに出かけているあいだも、太陽光で発電した電気は家庭用蓄電池にしっかり蓄えられます。
EVが帰宅したあとは、蓄電池の電力をEVに移動させたり、EVの電力を家庭に供給したりと、柔軟な電力運用が可能です。
この仕組みによって、太陽光の発電ピークと車の使用時間がずれていても、電力を無駄なく活用できるようになります。
3つめは、災害時の電力供給がさらに安定することです。
トライブリッドでは、停電時に蓄電池とEVの両方から家庭に電力を供給できます。
たとえば、ニチコンのトライブリッド蓄電システム T5/T6シリーズの場合、蓄電池が満充電で家庭の消費電力が430Wであれば、蓄電池だけでも以下の時間つかえます。
|
蓄電池容量 |
停電時の連続使用目安 |
|
7.4kWh |
約14時間 |
|
9.9kWh |
約20時間 |
|
14.9kWh |
約29時間 |
|
19.9kWh |
約40時間 |
ここにEVのバッテリー(たとえば62kWh)が加わることで、合計の蓄電容量は70kWhを超えます。
さらに、停電中でも太陽光パネルが発電してくれるため、晴天時には蓄電池やEVへの充電もおこなえます。
この3重のそなえにより、数日間の長期停電にも耐えうる電力基盤を家庭レベルで構築できるのです。
トライブリッド蓄電システムは全負荷200Vに標準対応しているものが多く、停電時でもエアコンやIH調理器といった200V機器が使えるのも大きなメリットです。
また、1台のパワーコンディショナで太陽光・蓄電池・EVの電力を直流のまま制御するため、交流と直流を何度も変換するロスが少なく、エネルギー効率が高い点も見のがせません。
ニチコンの最新モデル T5/T6シリーズでは、パワーコンディショナの連系出力が最大9.9kWと住宅用としては業界最大級の高出力を実現しています。
|
比較項目 |
EVのみ(V2H) |
蓄電池のみ |
トライブリッド |
|
蓄電容量 |
20〜91kWh(車種による) |
5〜16kWh |
蓄電池+EV合算で25kWh以上 |
|
EV不在時の蓄電 |
不可 |
可能 |
可能(蓄電池がカバー) |
|
バッテリー劣化への配慮 |
V2H使用で負荷増 |
比較的おだやか |
蓄電池がバッファとなり緩和 |
|
停電時の持続力 |
大容量だがEV不在時は不可 |
容量に限界あり |
蓄電池+EVの合算で長時間対応 |
|
太陽光の自家消費率 |
EVがないと蓄電できない |
蓄電池容量の範囲内 |
EVと蓄電池の両方に蓄電でき最大化 |
導入検討のチェック(補助金・対応車種/機器・見積比較の進め方)
トライブリッド蓄電システムの導入は、複数の機器を組みあわせるため初期費用が高額になりやすい傾向があります。
しかし、国や自治体の補助金をうまく活用すれば、自己負担を大幅にへらすことが可能です。
ここでは、導入前にチェックすべきポイントを整理します。
■ 補助金を最大限に活用する
トライブリッドを導入するさいには、おもに2つの補助金が活用できます。
|
補助金の種類 |
対象 |
上限額の目安(2025年度) |
|
CEV補助金(V2H分) |
V2H充放電設備の機器費+工事費 |
最大65万円 |
|
DR補助金(蓄電池分) |
蓄電池ユニットの導入費用 |
最大60万円 |
さらに、自治体独自の補助金と国の補助金は併用できるケースがほとんどです。
たとえば東京都では、太陽光発電やEVとの組みあわせを条件にV2Hだけで最大100万円の補助を実施している年度もあります。
補助金は予算にかぎりがあり、早期に受付が終了することも珍しくありません。
2025年度のCEV補助金は予算全体で55億円、個人宅向けは40億円と配分されており、全国の希望者全員がうけとれる規模ではないのが実情です。
導入を検討しているのであれば、はやめに販売店へ相談し、補助金の申請準備をすすめておくことを強くおすすめします。
■ 対応車種と機器の互換性をたしかめる
トライブリッド蓄電システムは、すべてのEVに対応しているわけではありません。
導入前には、以下の2点をかならず確認しましょう。
- 自分のEVまたは購入予定のEVが、V2Hに対応しているか(車両メーカーの公式サイトや取扱説明書で確認)
- 選んだトライブリッド機器が、その車種に対応しているか(V2H機器メーカーごとの対応車種一覧で確認)
国産車では日産リーフ、サクラ、アリアのほか、三菱アウトランダーPHEV、トヨタbZ4Xなど、多くの車種がV2Hに対応しています。
海外メーカーでは、BYD SEALなど一部車種で対応が明記されていますが、車種によっては「災害時のみ使用推奨」とされるケースもあるため事前の確認が不可欠です。
■ 複数の販売店から見積もりをとって比較する
トライブリッド蓄電システムは、パワーコンディショナ・蓄電池ユニット・V2Hスタンドという複数の機器で構成されます。
商品代に加えて設置工事費もかかるため、販売店によって総額がおおきく異なることがあります。
ニチコンのトライブリッド蓄電システムの場合、蓄電池容量とV2Hスタンドのセットで260万円台から380万円台が工事費こみの価格相場です。
|
蓄電池容量 |
V2Hこみの総額目安 |
|
7.4kWh + V2H |
260万〜270万円台 |
|
9.9kWh + V2H |
280万〜290万円台 |
|
14.9kWh + V2H |
340万〜350万円台 |
|
19.9kWh + V2H |
370万〜380万円台 |
補助金を適用すれば、ここから100万円以上の減額が可能になるケースもあります。
見積もりをとるさいには、以下のポイントをチェックしましょう。
- 機器代と工事費がそれぞれ明記されているか
- 保証内容と保証期間(メーカー保証は一般的に10〜15年)
- 補助金の申請代行に対応しているか
- 設置後のメンテナンス体制はあるか
- 自宅の太陽光発電システムとの互換性
かならず2〜3社以上の見積もりを比較したうえで、価格だけでなくサポート体制もふくめて総合的に判断しましょう。
まとめ

本記事では、蓄電池と電気自動車の蓄電性能を比較しながら、V2Hのメリット・デメリット、そしてトライブリッド蓄電システムの魅力までをくわしくお伝えしました。
あらためて要点を整理すると、以下のとおりです。
- V2Hを使えば、EVの大容量バッテリーを家庭用蓄電池として活用できる
- EVには太陽光との相性のよさ、電気代の削減、停電時のそなえという3つのメリットがある
- 一方で、バッテリーの劣化リスクやEV不在時の給電空白には注意が必要
- これらの課題を補完するのが、太陽光+蓄電池+EVを一括管理するトライブリッド蓄電システム
- 導入時には国や自治体の補助金を最大限に活用し、複数社から見積もりをとって比較することが大切
電気代の上昇や災害リスクの高まりをふまえると、家庭のエネルギーを「買う」から「つくる・ためる・使う」へシフトしていくことは、もはや特別な選択ではなくなりつつあります。
まずはお住まいの地域の補助金情報を確認し、信頼できる販売店に相談してみることが、最適な蓄電環境をつくる第一歩となるでしょう。
Contact
お問い合わせ
各自治体で補助金が使えるケースがございますので、
詳しくはお問い合わせください。
