お役立ちコラム 2022.09.17
太陽光発電は後悔した人が多い?後悔しないために気を付けるポイントは2つ!
電気料金が年々増加しているなかで、電気料金値上げの影響を最小限にとどめられる、家庭用太陽光発電が注目を集めつつあります。電気料金を節約しながら売電収入を得られるというメリットがあるため、家庭用太陽光発電の導入を検討している人は多いものです。
一方で、家庭用太陽光発電を設置した後に後悔したという声も挙がっていて、家庭用太陽光発電のデメリットや注意点が気になりますよね。そこで、本記事では家庭用太陽光発電を設置して後悔するケースや、後悔しないためのポイントを解説していきます。家庭用太陽光発電の導入を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
<今回の記事でまとめられていること!>
- 家庭用太陽光発電設置時には工事費やメンテナンス費も必要
- 売電価格が下落したり、隣人トラブルがおきたりすることもある
- 南の方角に太陽発電パネルを設置しなければ、ほとんど発電効果を期待できない
- 設置に失敗しないためには、新築時にシミュレーションを正確にする業者の選定が必要
目次
太陽光発電を設置して後悔したという意見「7割損、やばい、やめとけ」
家庭用太陽光発電の設置にはさまざまなメリットがある一方で、設置して後悔したという意見も存在します。まずは、家庭用太陽光発電を設置して後悔したという意見を紹介します。
家庭用太陽光発電を設置して後悔した意見
- 思ったよりも発電量を確保できない
- 災害のせいで修理費用が高額になる
- 売電価格が低下して収入が見込めない
- 工事費が予想よりも高額で損した
- 業者の施工が雑ですぐに破損した
- 反射光によって隣人に迷惑をかけた
家庭用太陽光発電を設置する際には、発電システムの購入費用ではなく工事費やメンテナンス費が必要となります。
そのため、業者が提示する工事費が高かったり、災害のせいで修理費用が高額になったりすると、太陽光発電の導入にかかる費用がかさんでしまうのです。また、太陽光発電パネルの反射光で隣人トラブルを招くおそれや、雑な施工のせいですぐに破損するリスクもあります。
このように、費用が高額になって損をしたという理由や隣人トラブルの原因になったという理由で、太陽光発電の設置を後悔した人もいるようです。しかし、反対に太陽光発電を設置して良かったという意見も同じように存在します。
家庭用太陽光発電を設置して良かったという意見
- 業者の施工が丁寧で維持費を節約できた
- 設置前の発電シミュレーションが正確だった
- 期待していた通りの発電量を確保できた
- 売電収入をローン返済に充てられている
- 節電意識を強く持てるようになった
- 蓄電によって災害時の対策ができる
太陽光発電の設置前に、発電量や売電収入のシミュレーションをしてくれる業者が多いですが、このシミュレーションが正確だったという声があります。
その結果、事前に予想していた売電収入や発電量をしっかり確保できたため、太陽光発電を設置して良かったという意見も挙がっています。また、業者の施工が丁寧だったため維持費が思ったよりかからなかったり、蓄電によって災害時の対策になったりといった前向きな意見もあるようです。
太陽光発電を設置して後悔したという意見と良かったという意見を踏まえると、太陽光発電を導入して損をしないためには、施工やシミュレーションが正確な業者を選ぶことが重要と言えます。
後悔する典型的な理由6つをご紹介
太陽光発電を設置して後悔したという声を紹介しましたが、ここでは後悔する典型的な理由を6つに絞って詳しく見ていきます。太陽光発電の設置を後悔する理由は、太陽光発電の設置における注意点とも言えます。太陽光発電の設置を検討している人は、要チェックです。
買って終わりじゃない!工事費/維持費/メンテナンス費
太陽光発電を設置する際には、太陽光発電パネルだけではなく、パネルを載せるための架台や電力変換を行うパワーコンディショナー、発電した電力を貯めておく蓄電池を購入する必要があります。
パワーコンディショナーは、発電した電力を家庭用電力に変えるために欠かせませんし、蓄電池は災害時や停電時への備えとして重要です。
さらに、こうしたアイテムは購入すれば終わりというものではなく、しかるべき場所に設置する工事が必要となります。そのため、太陽光発電設置時の工事費がかかるほか、維持費やメンテナンス費が発生します。経済産業省が2017年4月1日に施行した固定価格買取制度では、家庭用太陽光発電システムが問題なく稼働しているかをチェックする保守点検が義務化されました。
したがって、現行の法制度においては、定期的な保守点検にかかる費用が必ず発生します。また、そのほかにも故障時のメンテナンス費用、太陽光発電の周辺の清掃費用がかかるほか、固定資産税の対象となる場合もあります。家庭用太陽光発電では、屋根とソーラーパネルが一体型となっている場合、固定資産税の対象となるのです。
このように、太陽光発電を設置する際にはさまざまな備品の購入費用のほか、工事費やメンテナンス費、場合によっては固定資産税もかかってしまいます。太陽光発電の設置を後悔しないためには、設置後の費用をしっかりシミュレーションすることが重要です。
売電価格の下落
太陽光発電によって発電した電力の売電価格は、固定価格買取制度によって毎年定められています。この売電価格が年々下がってきているため、売電によって収益を得ようとしても思ったより利益を上げられないおそれがあります。その結果、売電収入を太陽光発電の設置費用に充てられず、後悔する人が存在するのです。
また、仮に売電収入が出ても、確定申告の手間が増えて後悔している人もいます。売電収入やそれ以外の雑所得が合計で20万円を超えるときには、会社が行う年末調整のほかに自分で確定申告をすることが必要です。ただし、売電収入のすべてが雑所得になるわけではなく、太陽光発電の設置費用や維持費といった経費を差し引けるため、売電収入による確定申告が要らないケースがほとんどです。
隣人トラブル
太陽光発電パネルは屋根のうえに設置するため、一見では隣人トラブルと関係がないように思えます。しかし、実際には太陽発電の設置が隣人トラブルに発展するケースが多いようです。例えば、太陽光発電パネルに当たった日光が反射することで、周囲の住宅に光が届いてしまうケースが挙げられます。また、パワーコンディショナーの稼働音がうるさいという苦情が、近隣住民から寄せられるおそれもあります。
このように、太陽光発電の設置が最悪の場合では裁判沙汰になって、設置を後悔する人も存在します。しかし、こうした隣人トラブルは、事前に反射光の計算をしたり、静かなパワーコンディショナーを購入したりといった方法で防止できるはずです。近隣住民との良好な関係を続けるためにも、太陽光発電の設置による隣人への影響を検討するようにしましょう。
屋根の種類
住宅の屋根には、切妻屋根や片流れ屋根、寄棟屋根といったさまざまな種類が存在します。屋根の種類によっては、南の方角に太陽発電パネルを設置しないと、ほとんど発電効果を期待できないケースがあります。また、周辺の環境や住宅の日当たりに適した設置を行わないと、設置費用ばかりかさんで売電収入をほとんど見込めません。
したがって、太陽光発電の設置で後悔しないためには、屋根の種類やその場所の日当たりをしっかり考慮して設置を行うことが重要です。
アフターフォローが雑
太陽光発電システムの販売や施工を行う業者のなかには、売りさえすれば施工さえすればそれで終わりという業者もいます。そうした業者はアフターフォローが雑なため、もっと丁寧な対応をしてくれる業者に頼めば良かったと後悔することがあります。
アフターフォローが雑な業者は、施工も雑な可能性が高く、設置後にすぐ壊れて修理が必要になる場合も考えられます。太陽光発電の設置を後悔しないために、アフターフォローまでしっかり行ってくれる業者を選ぶことが欠かせません。
寿命までに元が取れない
太陽光発電の設置をする際、売電収入によって設置費用の元を取ろうと考える人は少なくありません。しかし、維持費やメンテナンス費が思ったよりもかさんだり、発電量が想定より少なかったりして、太陽光発電システムの寿命までに元が取れずに後悔するケースがあるようです。
太陽光発電の設置を後悔しないためには、設置によって売電収入をきちんと見込めるかどうか、維持費がどのくらい必要なのかといった点を事前に確認しておく必要があります。
後悔しないために重要な2つのこと
太陽光発電の設置を後悔する理由はさまざまですが、設置後の費用や売電収入に関するものが多く挙げられました。太陽光発電の設置を後悔しないためには、こうした費用面での事前確認を徹底することが重要です。それでは、太陽光発電の設置を後悔しないために重要な2つのことを解説していきます。
新築で導入する
太陽光発電の設置は、住宅を新築した際に行うのが費用面で有利と言われています。新築時に太陽光発電の設置を行うと、住宅ローンに太陽光発電の設置費用を含められたり、太陽光発電の設置を前提にした住宅設計ができたりします。
その結果、初期費用がお得になるうえに、効率的に発電できる屋根の形や向き、コンディショナーや蓄電池の設置場所をあらかじめ考えられて、売電収入を高められるはずです。
住宅を建設した後に太陽光発電の設置を行う場合には、太陽光発電の設置を前提とした住宅設計ができません。そのため、後付けで太陽光発電の設置を行うより、新築時に設置したほうが費用面で有利になると考えられます。ただし、新築時に太陽光発電の設置を行う場合、太陽光発電システムが住宅の一部とみなされると、固定資産税の対象となる可能性が高い点に注意が必要です。
シミュレーションが正確な業者選び
太陽光発電システムの販売・施工を行う業者の多くは、太陽光発電の設置費用やメンテナンス費、発電量のシミュレーションを実施しています。これは、太陽光発電システムが安い買い物ではなく、設置後に費用面で損をしないかどうか心配な人が多いためです。しかし、せっかくシミュレーションをしてもらっても、雑な計算ではほとんど参考にならず、設置後に後悔するおそれがあります。
したがって、こうしたシミュレーションを正確にしている業者を選ぶのがおすすめです。太陽光発電システムの設置や設置後にかかる費用の計算や、屋根の形と向きに基づく発電量と売電収入の見込みの予測といった、費用面のシミュレーションをしっかり行う業者が良いでしょう。
また、太陽光発電の設置後に隣人トラブルで後悔する人は少なくないため、反射光やシステム稼働音による近隣への影響を検証してもらうようにしてください。
さらに、シミュレーションを正確に行う業者は、太陽光発電の設置において丁寧な姿勢を大切にしているところが多く、スムーズな取引や充実したアフターフォローも期待できます。
太陽光発電の導入で正確なシミュレーションが知りたい方はこちら
TRENDLINEは、愛知県と東京都に拠点を構える、太陽光発電の施工業者です。
多くのご家庭でお客さま一人ひとりに合わせた丁寧な施工を行っています。
ここでは、その中からいくつかの事例をピックアップし、施工実績を紹介いたします。
1.岐阜県関市 Y様
こちらのお客さまは、オール電化にお住まいで高額な電気代に悩まれていました。もともと太陽光発電にご興味があったご様子で、以前は他社から太陽光発電設置の営業を受けたことがあったようです。しかし、その時は断られて、今回弊社担当者が改めて太陽光発電の設置に関するご説明を差し上げました。
具体的には、設置をすることでお客さまにどのようなメリットや注意点があるのか、費用面のシミュレーションを踏まえて明確にご提示。その結果、ありがたいことに説明をご納得いただけて、太陽光発電の設置をご依頼いただきました。
2.愛知県春日井市 富田様
住宅の新築時に、弊社の施工サービスをご利用いただいたお客さまです。アパートにお住まいだった頃から、光熱費が高いことに困っていたとおっしゃいました。さらに、最近では光熱費の高騰化が進み、電気代の変動に左右されない太陽光発電システムの導入を検討されていたといいます。
そこで、弊社担当者が屋根の条件に合わせて、しっかり発電量を確保できる太陽光メーカーをいくつかご提案。設置後の発電量や設置時の費用を含めて、費用面のシミュレーションを正確に行い、お客さまが設置後に後悔されることのないようにいたしました。
TRENDLINEでは、設置の初期費用から維持にかかる費用、売電収入に至るまで、費用面のシミュレーションを正確に行い、お客さまにご安心いただけるようにしています。複数のメーカーを比較して、お客さまにとって最適なシステムを検討します。
また、太陽光発電の設置後の隣人トラブルについても、豊富な現場経験をもとにアドバイス可能です。さらに、メーカー保障や工事保障に対応し、販売から施工、メンテナンスまでワンストップでご提供いたします。
弊社では、WebとLINEにて施工費用などの見積もりサービスを実施しています。「ホームページを見た」とおっしゃっていただければ、ご契約金額から最大10,000円を割引するキャンペーンも実施中です。見積もりサービスのお申し込みは、1分程度ですぐに終わる内容になっておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。
Contact
お問い合わせ
各自治体で補助金が使えるケースがございますので、
詳しくはお問い合わせください。