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お役立ちコラム

家庭用蓄電池の価格相場とは?おすすめメーカー9選&安く買える方法も

家庭用蓄電池の普及が一般の家庭にも進んできました。とはいえ、家庭用蓄電池はまだまだ高価な買い物です。価格相場やお得に購入できる方法があれば、知りたいと思う人も多いのではないでしょうか。

この記事では家庭用蓄電池の価格相場やメーカーごとの特徴紹介、導入するメリット・デメリットや安く導入する方法などを紹介します。

導入後にかかる費用や今後の価格動向についても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

家庭用蓄電池の価格相場

家庭用蓄電池の費用は「本体価格+設置費用」です。本体と総額の目安は以下のとおり。

本体価格の目安

50〜200万円程度

総額の目安

70〜250万円程度

上記は、あくまでも目安と考えてください。販売店によっては、補償費用やサポート費用がかかることもあります。

ネットショップなどでは本体のみを販売している場合もありますが、あまりおすすめできません。なぜなら本体のみを購入すると、工事の依頼や電力会社・経済産業省への申請を自分でおこなわなければならないからです。

家庭用蓄電池は、工事もまとめて引き受けてくれる販売店での購入がおすすめです。そして見積もり提示を受ける際は「総額」で出してもらうようにしましょう。

本体価格は容量が大きいほど高くなりますが、ランニングコストは安くなります。

おすすめ!家庭用蓄電池の特徴をメーカー別に紹介

家庭用蓄電池を販売している主なメーカーの特徴を紹介します。代表的な商品も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

シャープ

(出典:SHARP

シャープの家庭用蓄電池は、容量が4.8kWh〜13.0kWhと幅広く展開しており、ライフスタイルに合わせた家庭用蓄電池を選べます。

シャープのクラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」は、使い方に合わせてエネルギーのマネジメントが可能です。余剰電力量を予測し、空き容量として残せます。

急速充電対応モデルの蓄電池なら、最短2.5時間で充電できます(200V対応の場合)。

型式

JH-WB1821

容量

8.4kWh

寸法

700(W)×605(H)×360(D)mm

重量

約135kg

置き場所

屋外・屋内兼用

サイクル数

12,000サイクル

パナソニック

(出典:Panasonic

パナソニックの家庭用蓄電池は、3.5kWhから最大37.8kWh(蓄電池ユニットを組み合わせた場合)まで展開されています。

エネルギー管理するシステムのスマートHEMS「AiSEG2」と連携することで、家電ごとの電気使用量がわかるなど、電力の見える化が可能です。

翌日の天気予報をもとに、太陽光発電の余剰電力を活用する「AIソーラーチャージ機能」がついています。さらに契約している電気料金を学習し、時間帯に合わせた蓄電放電を繰り返すことで、電気代の節約にも。

またパナソニックの家庭用蓄電池は他社と比べて薄型なので、設置スペースが狭いご家庭にもピッタリです。

型式

LJB2263

容量

6.3kWh

寸法

649(W)×646(H)×333(D)mm

重量

約85㎏

置き場所

屋外

ニチコン

(出典:ニチコン

ニチコンは家庭用蓄電システムの累積販売台数国内No.1(202年12月ニチコン調べ)の実績があります。ニチコンの家庭用蓄電池のラインナップは以下の4種類です。

  • 単機能蓄電池
  • ハイブリッド
  • トライブリッド
  • ポータブル

ライフスタイルに合わせて、蓄電池の種類を選べるのが大きな魅力です。

ESS-U2LSは南側や、酷寒地域での設置も可能。従来では置けなかった場所でも設置できます

また停電時には、蓄電システムから非常時兼用コンセントに自動で電力をバックアップします。冷蔵庫やテレビ、照明など生活に欠かせない家電なら、最大20時間以上の使用が可能です。

型式

ESS-U2LS

容量

12 kWh

寸法

1,060(W)×1,250(H)×300(D)mm

重量

229 kg

置き場所

屋内・屋外

ファーウェイ

(出典:ファーウェイ

ファーウェイは中国に本社を置く、パワコンの世界シェアトップ(2019年)の会社です。

蓄電した容量や機械のエラーを確認できる、ファーウェイ独自のアプリFusionSolarで蓄電池を管理します。蓄電池にはパワーオプティマイザーが内蔵されており、蓄電放電を最適化する機能もついています。

ファーウェイの蓄電池の本体はスタイリッシュなデザインです。非常に薄型なので、どのようなデザインの家でも、景観が損なわれることはないでしょう。

型式

LUNA2000-10-NHS0

容量

10kWh

寸法

670(W)× 960(H)× 150(D)mm

重量

50 kg

置き場所

屋内、屋外

テスラ

(出典:TESLA

高級電気自動車メーカーとして有名なテスラの蓄電池は、家全体に電気を届けられる全負荷型です。本体は最大10台まで拡張できます。

Powerwallの本体は薄さ147mmで非常にコンパクト。露出配線や排熱口がないため、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも使えます。

専用のテスラアプリでは消費電力状況や発電量、蓄電量や電気の購入量をリアルタイムで確認可能です。遠隔操作できるので、外出先でも最適な状態に設定できます。

型式

Powerwall

容量

13.5 kWh

寸法

753(W)×1,150(H)×147(D)mm

重量

114 kg

置き場所

屋内・屋外

京セラ

(出典:Kyocera Japan

京セラの家庭用蓄電池Enerezza(エネレッツァ)は、世界初の「クレイ型リチウムイオン電池」を内蔵することで、「安全性・長寿命・コスト削減」を実現しました。日本国内なら、ほぼ全ての環境で利用可能です。

ファインセラミックスの製造技術を生かして作られた京セラの蓄電池は、一般的な蓄電池よりも5年以上長く使えます。また2019年にはグッドデザイン賞を受賞。デザイン性にも優れています。

機械が苦手な人でも使いやすいよう、リモコン表示はユーザビリティを重視したパネルとなっています。

型式

EGS-LM0500

容量

5.0kWh

寸法

485(W)×562(H)×280(D)mm

重量

64kg

置き場所

屋内・屋外

伊藤忠商事

(出典:伊藤忠エネクス株式会社

大手総合商社の伊藤忠商事の家庭用蓄電池「エネパワボL」は9.8kWhの大容量。消費電力量が大きい家電を使っても安心です。

蓄電池が空になっても、3時間程度でフル充電できます。また太陽光発電や燃料電池のエネファームと連携することで、エネルギーを無駄なく有効活用できます。

エネパワボLには「GridShare」という人工知能を搭載。GridShareは電気の使い方を学習し、天気予報などを考慮して翌日の電気量を予測します。蓄電と放電を最適コントロールすることで、電気代が節約できます。

型式

LL3098HES

容量

9.8kWh

寸法

761(W)×1,145(H)×440(D)mm

重量

195kg

置き場所

屋外

ジンコソーラー

(出典:JinkoSolar

ジンコソーラーは2006年設立、世界大手の太陽光パネルメーカーです。ジンコソーラーの蓄電池「SUNTANK」はハイブリッド蓄電池で、太陽光発電との連携が可能です。

SUNTANKは4つの運転モードがあります。電気の使い方や天候、蓄電と売電のバランスなどに合わせて選べる、使い勝手の良さが特徴です。

また、SUNTANKは塩害地域や寒冷地まで設置できます。日本国内ならほぼ設置可能です。

型式

JKS-JP-RESS-9kWh

容量

9.2kWh

寸法

1,300(W)×1,100(H)×360(D)mm

重量

196kg

置き場所

屋外

サイクル数

12,000回

田淵電機

(出典:EneTelus

田淵電気は大阪に本社を構える電機部品を開発・製造している会社です。田淵電気の蓄電池は「アイビス」と「アイビス7」の2種類があります。

田淵電気の蓄電池はハイブリッド蓄電池で、発電と蓄電が可能です。4つの運転モードがあり、生活や状況に応じた運転ができます。たとえばFITの期間中は売電を優先させ、FIT期間が過ぎたら蓄電を優先させるといった具合です。

またスマートフォンやタブレット端末で、システム運転状況を確認できます。いつでもどこでも、操作・確認が可能です。

型式

EHF-S80MP4B

容量

8.0kWh

寸法

580(W)×1,070(H)×370(D)mm

重量

130kg

置き場所

屋外・屋内

家庭用蓄電池を導入するメリット

家庭用蓄電池を導入することで得られるメリットは以下の4つです。

  • 電気代が安くなることも
  • 電気が使えない非常時にも安心
  • 太陽光発電を導入していればパワコンが新しくなる
  • ピークシフトが可能

電気代が安くなることも

家庭用蓄電池を導入すると、契約しているプランによっては、電気代が安くなります。電気代の安い時間帯に蓄電し、電気代の高い時間帯は放電することで、電気代を抑えられます。

たとえば東京電力なら「夜トクプラン」がお得。午前7時〜午後11時までの電気料金は32.74円/1kWhですが、午後11時〜午前7時までの電気料金は21.16円/1kWhです。

深夜時間帯は電気料金を安く提供している電力会社が多くあるので、一度チェックしてみるとよいでしょう。

電気が使えない非常時にも安心

家庭用蓄電池は本体に電気をためておけるので、災害時や停電時にあると安心です。地震大国の日本は、いつ大きな地震が起きてもおかしくありません。大きな地震が起きると、ライフラインがストップすることもあるのです。

東日本大震災が起きた際に東京電力管内で停電したのは、約450万戸でした。その停電が完全に復旧するのに、1週間かかりました。震源地に近い東北では強い余震が起こり、再度停電が起こっています。

余震が起きると、ライフラインが復旧したと思っても再度ストップすることも考えられます。

災害によって電力がストップしたときでも、家庭用蓄電池があれば、安心です。太陽光発電と合わせて使うことで、より安定した電力の供給が可能となります。

太陽光発電を導入していればパワコンが新しくなる

パワコン(パワーコンディショナー)とは、太陽光発電で作り出した電気を家庭用の電気に変換する装置のことです。

新しくハイブリッド蓄電池を導入することで、これまで使っていた太陽光発電のパワコンを一新させられます

単機能蓄電池と太陽光発電を合わせて使うと、それぞれにパワコンが必要となります。しかしハイブリッド蓄電池なら太陽光発電で作り出した電力を直接本体にためられるため、パワコンは1台でOKなのです。

パワコンの寿命は10〜15年程度です。太陽光発電を導入して10年以上経っている場合は、ハイブリッド蓄電池を取り入れることで、お得にパワコンを新しくできるメリットがあります。

ピークシフトが可能

家庭用蓄電池を導入することで、ピークシフトが可能になります。ピークシフトとは電力消費が多い時間の電気使用を減らし、電力消費が少ない時間帯に電気使用量を増やすことです。

具体的な方法としては電力消費が少なくなる夜間に蓄電し、その後消費電力の多いピーク時間帯に放電します。夜間電力が安くなるプランを使えば、電気代の節約になるメリットも。

さらに太陽光発電と合わせて導入することで、もっとも電気の使用量が多い時間帯の電力をカットするピークカットも可能となります。

家庭用蓄電池を導入するデメリット

家庭用蓄電池を導入するデメリットは以下の4つです。

  • 初期費用がかかる
  • 永久使用はできない
  • 家庭用蓄電池の設置スペースが必要
  • 電気の貯蓄量が決まっている

初期費用がかかる

家庭用蓄電池は、最低でも70万円ほどかかります。機種やメーカーにもよりますが、スペックの高いものだと300万円を超えるものも。

導入するメリットが多いとわかっていても、初期費用の高さで設置を断念する人も多いのではないでしょうか。電気代の元が取れるかどうかも気になるところでしょう。電気代に関しては機種や使い方によって異なるので、販売店に相談するのがおすすめです。

後ほど紹介しますが、家庭用蓄電池を安く購入するための補助金制度もあります。条件が合えば、ぜひ申請してみるとよいでしょう。

永久使用はできない

家庭用蓄電池には寿命があります。一度購入したら永久使用できるわけではありません。

蓄電池の寿命を予測するには、パンフレットや取扱説明書に記載されている「サイクル数」を参考にするとよいでしょう。

空の状態からフル充電し、空になるまで使用すると1サイクルです。たとえば6,000サイクルの場合は、1日1回フル受電したと考えるとおよそ16年強の寿命となります。

しかしサイクル数の計算は目安として考えてください。使い方によっても寿命は変わります。こまめな充電と放電をすることで、長持ちさせられます。

家庭用蓄電池の設置スペースが必要

家庭用蓄電池を設置するにはスペースの確保が必要です。設置スペースが少ない家庭の場合は、薄型の蓄電池を選ぶとよいでしょう。家庭用蓄電池には屋外型と屋内型の2種類があります。

屋外型を設置する注意点は以下のとおりです。

  • 直射日光が当たらない場所に置く。
  • 雨が直接当たりにくい場所に置く。
  • 寒冷地や重塩害地区、塩害地区では設置できなかったり、保証対象外となったりすることもある。

次に屋内型を設置する注意点は以下の通りです。

  • 搬入するスペースが必要
  • 床の耐荷重>蓄電池の重量であること。
  • 人によっては音が気になることも。カタログなどで音量を確認しておく。

製品によって推奨する設置環境は異なるので、ホームページやカタログ等で確認するようにしましょう。

電気の貯蓄量が決まっている

家庭用蓄電池の貯蓄量は決まっているため、購入する際は使用方法やライフスタイルなどを考慮し、適切な容量を選ぶようにしましょう。

機種によっては容量を増量できるタイプもあります。子どもが成長したときなど、ライフスタイルの変化に伴い、これまでの蓄電量では足りなくなってきた場合に有効です。

蓄電池を導入する際は、どのくらい電気を使用するかシミュレーションして、適切な容量を選ぶとよいでしょう。

家庭用蓄電池を安く導入する方法

家庭用蓄電池は、まだまだ高価な商品です。安く導入する方法を5つ紹介します。

  • 家庭用蓄電池の補助金制度を利用する
  • 型落ちの家庭用蓄電池を購入する
  • 家庭用蓄電池のレンタルを利用する
  • 利用方法によって容量を決める
  • 導入後は正しく使って長持ちさせる

家庭用蓄電池の補助金制度を利用する

家庭用蓄電池には補助金が出ています。DER補助金と、各自治体による補助金について紹介します。

DER補助金

DER補助金はSii(環境共創イニシアチブ)から交付される補助金のことです。初期実効容量1kWhあたり4万円が補助金として給付されます。上限は設備費と工事費を含めた、総額の3分の1以内です。

たとえば田淵電気のEKH2A(4.0kWh)の場合で見てみましょう。

初期実効容量が3.4kWhなので、補助金は13万6,000円です(上限は設備費+工事費の3分の1以内)。

DER補助金は対象メーカーが決められているので、それに該当しない機種を購入した場合は申請の対象外となります。申請できるのは太陽光発電も合わせて導入する人、すでに太陽光発電を設置している人です。家庭用蓄電池のみの導入では申請できません。

予算がなくなれば終了する制度なので、Siiのホームページをこまめにチェックしておきましょう。補助金額が大きいので、条件が該当すればぜひ利用したい制度です。

各自治体による補助金

各自治体でも家庭用蓄電池導入に関する補助金があります。DER補助金と地方自治体の補助金は、併用が可能です。

しかし自治体によっては、補助金の制度自体がないところもあります。DER補助金と同じで、予算が達成した場合は早めに申請を打ち切ることもあるので、注意が必要です。

たとえば東京都では「家庭における蓄電池導入促進事業、災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」があります。

(画像引用:クールネット・東京

このように自治体の助成金・補助金制度もあるので、ぜひお住まいの地域のホームページを知らべてみてください。

型落ちの家庭用蓄電池を購入する

メーカーは新機種を発売しています。型落ちの家庭用蓄電池を選ぶことで、本体を安く購入できます。

古い機種でも、性能や容量が希望に合うものであれば問題なく使えるので、新機種にこだわらない人にはおすすめです。

家庭用蓄電池のレンタルを利用する

家庭用蓄電池の導入方法は、購入することだけではありません。家庭用蓄電池のレンタル(リース)をおこなっているサービスもあります。初期費用を抑えたい人は、レンタルを検討してみてもよいでしょう。

レンタルの月額には本体価格だけでなく、設置費用やサポート代金も含まれています。レンタル会社や機種によって価格は変わりますが、5,000円/月額から利用できるところも。

定期メンテナンス料金や廃棄にかかる費用がかからないメリットはありますが、一方でレンタルはDER補助金が受けられません。

原則として中途解約できないので、契約する際は慎重に。途中解約すると違約金を請求されるケースもあります。

利用方法によって容量を決める

使い方によって、使う電気の容量は変わります。ライフスタイルや家族構成を考慮して、家庭用蓄電池の容量を決めるとよいでしょう。

たとえば4人家族なら、7kWh〜10kWhが目安です。これだけあれば照明やエアコン、冷蔵庫やドライヤー、電子レンジや洗濯機までまかなえます。

消費電力量×使う時間で、1日に使うおおまかな消費電力量が計算できます。

エアコン

300〜1,000W

オーブントースター

1,200W

ドライヤー

1000〜1,500W

炊飯器

350〜1,200W

パソコン

150~300W

食器洗浄器

1,300W

冷蔵庫

150~500W

扇風機

60W

電子レンジ

1,300W

電気ポット

1,000W

テレビ

340W

掃除機

1,000W

商品によって消費電力量は異なるので、あくまでも目安として参考にしてみてください。

導入後は正しく使って長持ちさせる

家庭用蓄電池を長持ちさせることで、メンテナンス費用を抑えられます。正しい使い方で、より長く使えるようにしましょう

家庭用蓄電池は「過充電」「過放電」をすると負荷がかかりやすくなります。バッテリーの負荷を抑えるにはこまめに充電すること。蓄電池によっては充電が満タンになると、充電が止まる機種もあります。

「過放電」も避けましょう。過放電とは、バッテリーの充電量が空になった状態が続くことです。過放電が続くと電圧が下がるため、内部の劣化につながる恐れがあります。

また日頃からフィルターのホコリやゴミをこまめに取り除き、異常を感じたら早めにメンテナンスを依頼することも大切です。

正しく家庭用蓄電池を使い、メンテナンス費用を抑えるようにするとよいでしょう。

家庭用蓄電池の導入後にかかる費用

家庭用蓄電池を導入後は、電気代やメンテナンス費用がかかります。

電気代を抑えるポイントは、深夜の電気料金が安くなるプランを契約し、夜間に充電することです。夜間の電力は質が悪いという理由で安くなっているわけではありません。

昼間と比べて需要が少ないため、価格が抑えられているのです。電気代が安い時間帯に充電しておき、日中の電気代が高くなる時間帯は放電することで、月々の電気代を安く抑えられます。

メンテナンス費用に関しては注意が必要です。メンテナンスは有償か無償かで、かかる費用が大きく変わります。メンテナンス費用を契約時にしっかりチェックしておきましょう。

また販売店によっては料金を追加することで長期間保証になり、メンテナンス料金が無料になるプランもあります。お住まいの地域の環境や使う状況を考慮して、必要であれば加入するのもおすすめです。

家庭用蓄電池の価格は今後どうなる?

今が買いどきなのか、もう少し待ったほうがいいのか……今後の家庭用蓄電池の価格動向が気になる人も多いのではないでしょうか。

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は「低値型蓄電池のコストが2030年までに、最大で66%下がる」と発表しています。実際に家庭用蓄電池の価格は、2015年から2020年の間に13.1/kWh下がっています。

一方で家庭用電池に使われる素材の需要は上昇中です。家庭用蓄電池に多く使われるリチウム電池の原料には、レアメタルが多く使われています。レアメタルはスマートフォンやEV車など、さまざまな業界でも使用されており、価格が高騰しています。

以上のことから、家庭用蓄電池の本体価格は下がってきたとはいえ、原料価格の高騰により急激に価格が下がることはないと考えておいたほうがよいでしょう。

家庭用蓄電池と太陽光発電を併用するメリット・デメリット

家庭用蓄電池と太陽光発電を併用するメリットとデメリットを紹介します。

メリットは太陽光発電で作った電気を、そのまま利用できることです。そうすれば、電力会社から購入する電気が減らせるので、節電・節約につながります。

また卒FIT制度対策にもなります。FIT制度とは電力の固定買取価格制度のこと。FIT認定後10年を過ぎると、作った電力の買取価格が下がってしまいます。よってFITを終えたあとも太陽光発電を続けていく場合は、自分で電力を消費することで無駄がなくなります

一方デメリットは、新規で太陽光発電を導入した場合に、多額の費用がかかることです。パワコンを一つにする場合は、ハイブリッド蓄電池を導入する必要があります。ハイブリッド蓄電池は単機能蓄電池と比べて価格が高めなので、どうしても初期費用が高くなるのです。

ただし太陽光発電と蓄電池を併用することで、補助金が上がることも。導入費用と補助金を合わせたトータル費用で考えるとよいでしょう。

家庭用蓄電池を導入するなら相見積もりを取ろう

2022年度は電気代が継続的に値上がりしており、今後も上昇が見込まれています。太陽光発電と家庭用蓄電池を組み合わせて導入することで、電気代を抑えるだけでなく、電力不足にも備えられます。

少しでもお値打ちに家庭用蓄電池を導入したいなら、相見積もりを取るのがおすすめです。その際は、本体価格だけでなく工事費やランニングコストを踏まえた総額で確認するとよいでしょう。

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