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お役立ちコラム

一条工務店蓄電池の価格・寿命・後付け完全攻略2025最新

一条工務店で家を建てる際、太陽光発電とセットで検討されることが多い蓄電池システム。

電気代の高騰や災害への備えとして注目を集める中、「実際の価格はいくらなのか」「寿命はどれくらいもつのか」「後から追加できるのか」といった疑問を持つ方は少なくありません。

本記事では、一条工務店が提供する蓄電池システムについて、2025年最新の情報を基に仕様・価格・後付け条件まで徹底解説します。

ハウスメーカーの営業担当では教えてくれない実態や、補助金が使えない理由、設置後の使い勝手まで、実際のオーナーの声も交えながら詳しくお伝えしていきます。

これから一条工務店で新築を検討している方はもちろん、既に建築済みで蓄電池の後付けを考えている方にも役立つ情報が満載です。

電力自給率を高めて光熱費を抑えたい、災害時の備えを万全にしたいという方は、ぜひ最後までお読みください。

一条工務店の蓄電池の基本(仕様・価格・寿命)

一条工務店の蓄電池システムは、自社開発のオリジナルパッケージとして提供されており、他のハウスメーカーとは異なる独自の特徴を持っています。

太陽光発電システムとの相性を重視した設計になっているため、一条工務店で家を建てる方にとっては検討する価値が高い選択肢です。

ここでは蓄電池の基本的な仕様から、実際にかかる費用、そして長期的な使用を考える上で重要な寿命や保証内容について、具体的な数値を交えながら詳しく解説していきます。

容量7.04kWh・最大5.5kVA供給/V2H対応の自社パッケージ

一条工務店が採用している蓄電池は、実効容量7.04kWhというファミリー世帯の日常使用に適した設計になっています。

この容量は一般的な4人家族の1日の電力消費量の約半分から3分の2程度をカバーできる水準で、太陽光発電との組み合わせで高い自給率を実現できます。

最大出力は5.5kVAとなっており、エアコンやIH調理器、エコキュートなど電力消費の大きい機器も同時に使用できる十分なパワーを備えています。

停電時でも通常に近い生活が送れるよう、200V機器にも対応した設計は災害対策として非常に心強い仕様です。

特筆すべき点として、一条工務店の蓄電池システムはV2H(Vehicle to Home)機能に対応しています。

これは電気自動車を大容量の移動式蓄電池として活用できる技術で、将来的にEVを導入した際のエネルギーマネジメントの選択肢が広がるメリットがあります。

自社パッケージならではの利点として、太陽光発電システムとの統合制御が挙げられます。

一条工務店のオリジナルシステムは、発電量や消費電力、蓄電池の残量などを一元管理できる専用アプリで監視・操作が可能です。

項目

仕様

実効容量

7.04kWh

最大出力

5.5kVA

対応電圧

100V・200V

V2H対応

あり

制御方式

ハイブリッド型

蓄電池本体はリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、安全性と長寿命性に優れた素材が使われています。

従来のリチウムイオン電池と比較して、熱安定性が高く発火リスクが低い特性があるため、住宅用としての信頼性は高いと言えます。

ハイブリッド型のパワーコンディショナー(PCS)を採用しているため、太陽光発電と蓄電池で1台のPCSを共有できます。

これにより設置スペースの削減や変換効率の向上が実現され、電力ロスを最小限に抑えた運用が可能になっています。

また、系統連系時には自動的に最適な充放電制御を行うAI機能も搭載されており、電力使用パターンを学習して効率的な運用をサポートします。

時間帯別の電気料金プランに合わせて、深夜の安い電力で充電し昼間に使うといった経済的な運用も自動で行えるのが特徴です。

実勢価格目安と寿命・保証(約25万円相当/12000サイクル・保証15年)

一条工務店の蓄電池システムの価格は、新築時のオプションとして約25万円相当で提供されているケースが多いようです。

ただしこの価格は太陽光発電システムとのセット価格に含まれる形での提示が一般的で、単体での正確な価格は契約内容によって変動します。

他メーカーの7kWh級蓄電池が単体で100万円以上することを考えると、一条工務店の価格設定は非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

この価格の安さは、自社で大量一括仕入れを行い中間マージンをカットしている一条工務店のビジネスモデルによって実現されています。

蓄電池の寿命を示す重要な指標として、サイクル数という概念があります。

一条工務店の蓄電池は約12,000サイクルの充放電が可能な設計になっており、これは業界トップクラスの耐久性です。

1サイクルは満充電から完全放電までを1回と数えるため、仮に毎日1サイクル使用したとしても約33年間使用できる計算になります。

実際の使用では部分的な充放電も多いため、実質的には30年以上の使用が期待できる長寿命設計です。

メーカー保証については、15年間の製品保証が標準で付帯されています。

この保証期間中に容量が規定値(通常は初期容量の60%程度)を下回った場合は、無償で修理または交換が受けられる内容になっています。

15年保証という長期保証は、一条工務店の製品に対する自信の表れであり、ユーザーにとっては大きな安心材料です。

項目

内容

新築時価格目安

約25万円

サイクル寿命

約12,000サイクル

期待使用年数

30年以上

メーカー保証

15年

保証内容

容量保証・機器保証

容量劣化の特性として、リン酸鉄リチウムイオン電池は初期の劣化が少なく緩やかに性能低下する傾向があります。

10年使用時点でも90%以上の容量を維持できるケースが多く、20年経過しても実用的な容量を保持できると予測されています。

実際の使用環境では、設置場所の温度管理が寿命に大きく影響します。

一条工務店では室内設置を基本としているため、屋外設置と比較して温度変化が少なく、バッテリーへの負担が軽減されます。

特に夏場の高温や冬場の低温は電池劣化を促進する要因となるため、温度管理された室内環境での設置は寿命延長に有効です。

保証内容の詳細を見ると、機器本体の故障だけでなく、容量低下に対する保証も含まれている点が重要です。

15年間で初期容量の60%を下回った場合、たとえ故障していなくても保証対象として対応してもらえるのは大きなメリットです。

ただし保証を受けるためには、定期的な点検や適切な使用方法の遵守が条件となる場合があります。

経年劣化による交換が必要になった場合でも、15年という保証期間があれば初期投資の回収は十分可能でしょう。

太陽光発電との併用で電気代削減効果を考慮すれば、10年程度で投資回収できるケースも珍しくありません。

残りの5年間の保証期間は、純粋な利益創出期間として享受できることになります。

設置・使い勝手(充電・設置位置・停電持続)

蓄電池の性能がいくら優れていても、実際の使い勝手が悪ければ満足度は下がってしまいます。

一条工務店の蓄電池システムは、充電時間の短さや操作性の良さなど、日常使用での利便性にも配慮された設計になっています。

一方で設置場所には制約があり、すべての面に自由に設置できるわけではない点には注意が必要です。

ここでは充電時間や操作方法、設置位置の制限、そして最も気になる停電時の持続時間について、実際の使用シーンを想定しながら詳しく解説していきます。

充電約5時間とアプリ操作/東面・北面のみ設置推奨の理由

一条工務店の蓄電池は、完全放電状態から満充電まで約5時間で充電が完了する高速充電に対応しています。

この充電速度は7kWh級の蓄電池としては業界標準よりもやや速いレベルで、急な天候変化や予期せぬ停電にも柔軟に対応できます。

太陽光発電からの充電では、晴天時なら午前中に満充電できることも多く、午後からの電力使用に備えられるのは大きなメリットです。

深夜電力を活用した充電の場合でも、夜間料金時間帯内に十分充電できるため、電気代の節約効果を最大化できます。

操作性の面では、専用スマートフォンアプリによる遠隔操作が可能です。

このアプリでは蓄電池の現在の充電状態、太陽光発電量、家庭内の消費電力などをリアルタイムでモニタリングできます。

外出先からでも充放電のモードを切り替えられるため、急な天候変化や予定の変更にも柔軟に対応できるのが便利です。

たとえば台風が接近しているときは、事前に満充電にしておくといった準備も簡単に行えます。

機能

内容

充電時間

約5時間(0→100%)

操作方法

専用アプリ

モニタリング

リアルタイム表示

遠隔操作

可能

自動制御

AI学習機能

一方で設置位置については、東面または北面への設置が強く推奨されています。

この制限の理由は、蓄電池本体が直射日光による高温を避ける必要があるためです。

南面や西面に設置すると、特に夏場の午後に本体が高温になりバッテリー劣化が促進される恐れがあります。

北面は日射をほとんど受けないため、年間を通じて安定した温度環境を保てます。

東面も午後は日陰になるケースが多く、高温になりにくい設置面として適しています。

ただし完全な日陰であることが理想的で、軒の出が少ない住宅では注意が必要です。

設置スペースとしては、屋内の納戸やユーティリティスペースが最も理想的とされています。

屋内設置により温度変化が少なく、冬場の低温による性能低下も防げるメリットがあります。

また室内設置はメンテナンスのアクセス性も良好で、定期点検や万が一の修理の際も作業がしやすい利点があります。

設置場所を検討する際は、重量にも配慮が必要です。

蓄電池本体は約100kg以上の重量があるため、床の耐荷重を確認した上で設置位置を決める必要があります。

特に2階以上への設置を検討する場合は、構造計算上の確認が必須となります。

アプリの自動制御機能では、電気料金プランに合わせた最適運転が設定できます。

深夜電力が安いプランなら夜間に充電し昼間に使用、売電価格が高い場合は太陽光発電を優先的に売電するなど、経済性を重視した運用が自動で行われます。

またAI学習機能により、過去の電力使用パターンを分析して、最適な充放電スケジュールを自動生成します。

実効容量を踏まえた停電時の目安(半日〜約18時間)

停電時の備えとして蓄電池を導入する方にとって、実際にどれくらいの時間電力供給できるかは最も重要な情報です。

一条工務店の蓄電池は実効容量7.04kWhですが、バッテリー保護のため全容量を使い切ることはできません。

実際に停電時に使用できる容量は、約6.3kWh程度と考えるのが現実的です。

この容量でどの程度の時間持つかは、使用する電気機器の組み合わせによって大きく変わります。

最小限の電力使用に抑えた場合、たとえば照明とスマートフォンの充電、冷蔵庫の運転程度であれば、約18時間程度の電力供給が可能です。

このケースでは消費電力が平均350W程度となり、夜間から翌日の昼過ぎまで持続できる計算になります。

一方、通常に近い生活を送ろうとすると、持続時間は大幅に短くなります。

エアコン、冷蔵庫、照明、テレビ、IH調理器などを使用すると、平均消費電力は約1,000Wから1,500Wになることが一般的です。

この場合の持続時間は、約4時間から6時間程度と考えておくべきでしょう。

使用機器

消費電力

持続時間目安

最小限(照明・冷蔵庫)

約350W

約18時間

節約モード

約700W

約9時間

通常使用

約1,000W

約6時間

フル使用

約1,500W

約4時間

現実的な運用としては、昼間は太陽光発電を併用することで持続時間を大幅に延ばせます。

晴天時であれば日中の電力は太陽光発電でまかない、蓄電池は夜間用に温存できます。

この運用により、停電が数日続いた場合でも、最低限の生活は維持できる可能性が高まります。

冬場の暖房使用時は、特に消費電力が大きくなる傾向があります。

エアコン暖房を使用すると、1台で1,000W以上消費することも珍しくありません。

複数の部屋でエアコンを使用すると、蓄電池だけでは2〜3時間程度しか持たない可能性があります。

このため停電時の暖房対策として、石油ストーブなど電気を使わない暖房器具を備えておくことも重要です。

夏場の冷房も同様に消費電力が大きいため、扇風機との併用や設定温度の工夫が必要になります。

調理に関しては、IH調理器は消費電力が非常に大きいため、停電時の使用は最小限に抑えるべきです。

カセットコンロなど電気を使わない調理器具の準備も、防災対策として有効でしょう。

冷蔵庫は生活必需品のため、停電時も優先的に電力を供給したい機器です。

最近の省エネ冷蔵庫なら消費電力は50W〜100W程度なので、ほぼ常時運転しても他の機器も使える余裕があります。

停電時の運用計画としては、時間帯ごとに使用する機器を決めておくと効率的です。

朝は調理と照明、昼は太陽光発電活用、夜は照明と通信機器といった具合に、計画的な電力使用が長時間の持続につながります。

また停電の長期化に備えて、電気自動車があればV2H機能で大容量のバックアップを確保できる点も覚えておくと良いでしょう。

後付け・増設・補助金のリアル

一条工務店で既に家を建てた方や、新築時に蓄電池を見送った方にとって、後から追加できるかどうかは重要な関心事です。

また新築時に1台導入した方が、2台目を増設できるかも気になるポイントでしょう。

さらに蓄電池導入には高額な費用がかかるため、国や自治体の補助金が活用できるかも大きな判断材料になります。

ここでは後付けの現実的な条件と費用、増設の可能性、そして補助金に関する重要な情報を、実例を交えながら詳しく解説していきます。

後付け条件と費用目安(ハイブリッドPCS・3年以内/60〜70万円、PCS新設で120〜150万円)

一条工務店の蓄電池を後付けする場合、最も重要な条件は太陽光発電システムの種類です。

ハイブリッド型のパワーコンディショナー(PCS)を既に設置している場合は、比較的スムーズに後付けが可能です。

ハイブリッドPCSは太陽光発電と蓄電池を統合制御できる設計になっているため、蓄電池本体を追加するだけで済むケースが多くあります。

この場合の費用目安は、約60万円から70万円程度とされています。

ただし設置後の経過年数も重要な要素で、3年以内の設置であれば対応がスムーズな傾向があります。

それ以上経過している場合は、PCSのファームウェア更新や互換性確認が必要になり、追加費用や対応不可の可能性もあります。

一方、従来型のPCS(太陽光発電専用)を使用している場合は、PCSの交換が必要になります。

この場合の費用は大幅に上がり、約120万円から150万円程度を見込む必要があります。

PCS交換には既存システムの一時的な停止や、電力会社への再申請が必要になるケースもあり、工期も長くなります。

条件

工事内容

費用目安

ハイブリッドPCS(3年以内)

蓄電池追加のみ

60〜70万円

ハイブリッドPCS(3年超)

蓄電池追加+調整

70〜90万円

従来型PCS

PCS交換+蓄電池

120〜150万円

太陽光なし

フルセット導入

200万円以上

後付け工事の実際の流れとしては、まず現地調査で既存システムの確認が行われます。

PCSの型番、設置年、配線状況などを詳しく調査し、蓄電池追加の可否と最適な工事方法を判断します。

この調査は無料で実施されることが多いですが、ハウスメーカーによっては有料の場合もあるため事前確認が重要です。

工事期間は条件によって異なりますが、蓄電池追加のみなら1〜2日程度で完了することが一般的です。

PCS交換を伴う場合は、3日から1週間程度かかるケースもあります。

工事中は一時的に電力供給が停止する時間帯があるため、日程調整の際は生活への影響を考慮する必要があります。

注意すべき点として、後付け時の価格は新築時の約25万円と比較して大幅に高額になります。

これは個別工事となることで、スケールメリットが効かないためです。

また既存システムとの整合性を確保するための調査費用や調整コストも価格に含まれます。

後付けを検討する際は、投資回収期間も慎重に計算する必要があります。

新築時なら10年程度で回収できる投資も、後付けで60万円以上かかると15年以上必要になる可能性があります。

電気代の節約効果だけでなく、災害対策としての価値も含めて判断することが重要でしょう。

一条工務店以外で建てた住宅への後付けについても、技術的には可能なケースがあります。

ただしメーカー保証や施工責任の観点から、他社住宅への設置は断られるケースも多いようです。

対応可能な場合でも、一条工務店住宅よりさらに高額になることを覚悟する必要があります。

DR非対応で国のDR補助対象外/2台化は新築時同時が無難

蓄電池導入を検討する際、補助金の活用は費用負担を大きく軽減できる重要なポイントです。

しかし一条工務店の蓄電池システムには、重要な制約があることを知っておく必要があります。

それはDR(デマンドレスポンス)機能に対応していないという点です。

DR機能とは、電力需給が逼迫した際に電力会社からの要請に応じて、蓄電池の充放電を遠隔制御できる仕組みのことです。

国の補助金制度では、このDR機能を搭載した蓄電池を優遇する傾向が強まっており、非対応の製品は補助対象外となるケースが増えています。

2024年度以降の国の補助金制度では、DR対応が必須要件となっているプログラムが多く、一条工務店の蓄電池は実質的に補助対象外となっています。

このため国の補助金を前提とした導入計画は、残念ながら立てられないのが現状です。

補助金種類

DR要件

一条工務店蓄電池

国のDR補助金

必須

対象外

自治体補助金

自治体による

一部対応可

ZEH補助金

不要

対応可能

ただし自治体が独自に実施する補助金制度では、DR要件のないプログラムも存在します。

お住まいの地域の自治体に確認することで、数万円から数十万円の補助が受けられる可能性があります。

特に東京都や神奈川県など、再エネ普及に積極的な自治体では独自の補助制度が充実している傾向があります。

また住宅全体としてZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)認定を受ける場合は、蓄電池も含めた補助が受けられるケースがあります。

一条工務店はZEH住宅の実績が豊富なため、新築時であればZEH補助金の活用を検討する価値があるでしょう。

蓄電池の2台化、つまり増設についても重要な情報があります。

結論から言えば、新築時に同時設置するのが最も確実な方法です。

後から2台目を追加する場合、システムの容量バランスや制御の複雑さから、対応できないケースも少なくありません。

新築時であれば、配線計画や設置スペースを最初から2台分確保できるため、トラブルなく設置できます。

費用面でも、同時設置なら個別に追加するより割安になる傾向があります。

2台設置の実例としては、大容量の太陽光発電(10kW以上)を搭載している住宅で、昼夜の電力自給率を極限まで高めたいケースなどがあります。

また完全なオフグリッド(電力会社からの供給に頼らない)を目指す場合も、複数台の蓄電池が必要になります。

ただし2台設置には、設置スペースの確保が課題となります。

1台で約100kgの重量があるため、床の補強が必要になるケースもあります。

また制御システムも複雑になるため、メンテナンス費用が割高になる可能性も考慮が必要です。

増設を検討する際の代替案として、電気自動車のV2H活用も選択肢の一つです。

EVの大容量バッテリー(通常40〜60kWh)を活用すれば、蓄電池を増設するより経済的な場合があります。

移動手段としても使えるEVは、一石二鳥の投資になる可能性があるでしょう。

結局のところ、補助金が活用できないというデメリットはあるものの、新築時の導入価格の安さを考慮すれば、一条工務店の蓄電池は十分検討に値する選択肢です。

長期的な電気代削減効果と災害対策としての価値を総合的に判断し、ライフプランに合った導入計画を立てることが重要です。

まとめ

一条工務店の蓄電池システムは、新築時なら約25万円という圧倒的なコストパフォーマンスを誇る選択肢です。

実効容量7.04kWh、12,000サイクルの長寿命設計、15年保証という基本性能の高さは、他のメーカー製品と比較しても遜色ありません。

特にリン酸鉄リチウムイオン電池を採用した安全性の高さと、V2H対応による将来性は大きな魅力と言えるでしょう。

一方で、DR非対応により国の補助金が活用できない点は重要なデメリットです。

また後付けの場合は費用が大幅に上がり、投資回収期間が長くなることも考慮が必要です。

設置位置も東面・北面に制限されるため、間取りによっては設置が難しいケースもあります。

停電時の持続時間については、使い方次第で半日から18時間程度と幅があります。

最小限の使用なら長時間持続しますが、通常通りの生活は4〜6時間程度が現実的です。

太陽光発電との併用により、数日間の停電にも対応できる可能性があることは心強いポイントです。

導入を検討する際の判断ポイントとしては、まず新築時に導入するか後付けにするかで費用が大きく変わる点を理解することが重要です。

新築時であれば投資回収も現実的ですが、後付けは慎重な検討が必要でしょう。

また補助金が使えない分、自治体の独自制度やZEH補助金など、活用できる支援制度を徹底的に調べることをお勧めします。

電気代の高騰や災害リスクを考えると、蓄電池の価値は今後さらに高まる可能性があります。

一条工務店の蓄電池は、コストと性能のバランスが取れた優秀なシステムと評価できます。

ご自身のライフスタイルや予算、将来計画を踏まえて、最適な導入タイミングと方法を検討していただければと思います。

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