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お役立ちコラム

瓦屋根に太陽光は載せる?後悔回避ガイド

「うちの瓦屋根にも太陽光パネルって取りつけられるの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。

近年の電気代の高騰やカーボンニュートラルへの意識の高まりにより、住宅用の太陽光発電システムを検討する方が急増しています。

しかし、瓦屋根はスレート屋根や金属屋根とは構造がまったく異なるため、設置にあたっては特有のリスクやトラブルが存在するのも事実です。

実際にパネルをのせた後で「雨漏りが始まった」「瓦が割れてしまった」と後悔する声も少なくありません。

この記事では、瓦屋根に太陽光パネルを設置するうえで知っておくべき基礎知識からトラブル事例、そして後悔しない業者選びまで、網羅的にわかりやすく解説していきます。

これから導入を考えている方はもちろん、すでに見積もりを取っている段階の方にも役立つ内容になっていますので、ぜひ最後まで読みすすめてみてください。

瓦屋根に太陽光を載せる前に知る基礎

瓦屋根に太陽光パネルを設置すると聞くと、「重さは大丈夫なの?」「瓦が割れない?」といった不安がまず頭に浮かぶかもしれません。

ここではまず、瓦屋根そのものの特徴と、太陽光パネルとの相性を正しく理解するための基礎知識を整理していきます。

設置を検討するうえでメリットとデメリットの両面を把握しておくことが、後悔のない判断につながります。

瓦屋根の特徴とメリット・デメリット

瓦屋根は日本の住宅で古くから使われてきた屋根材であり、耐久性・断熱性・防音性に優れている点が最大の魅力です。

粘土を高温で焼き上げた「陶器瓦」の場合、耐用年数はおよそ50年から100年ともいわれ、ほかの屋根材と比べて格段に長持ちします。

また、瓦と瓦のあいだに空気の層ができるため、夏場の強い日差しによる室内温度の上昇をおさえる効果も期待できます。

冬場は逆に、その空気層が断熱材のはたらきをして室内のあたたかさを逃しにくくしてくれるのです。

さらに、雨音が室内に響きにくいという防音性の高さも、瓦屋根を選ぶ大きな理由のひとつでしょう。

一方で、瓦屋根には太陽光パネルを設置するうえで注意すべきデメリットもあります。

以下の表に、瓦屋根の主なメリットとデメリットをまとめました。

項目

メリット

デメリット

耐久性

耐用年数50〜100年と非常に長い

衝撃にはやや弱く割れることがある

重量

台風時に飛びにくい安定感がある

1枚あたり約2.5〜3.5kgと重く建物への荷重が大きい

断熱性

空気層が生まれ夏涼しく冬あたたかい

防音性

雨音が響きにくい

太陽光との相性

屋根自体の寿命が長くパネルの寿命と合う

形状が複雑で施工の難易度が高い

コスト

長期的にはメンテナンス費用をおさえやすい

初期費用がスレートや金属屋根より割高になりやすい

とくに注意したいのが**瓦屋根の「重さ」と「形状」**です。

瓦屋根の重さは1平方メートルあたり約40〜60kgにもなり、スレート屋根(約20kg/平方メートル)のおよそ2倍です。

ここにさらに太陽光パネルの重量(1枚あたり約15〜20kg)が加わることになるため、建物の構造体が十分な耐荷重を持っているかどうかの事前確認が欠かせません。

また、瓦は1枚1枚が独立した形状をしているため、フラットなスレート屋根などに比べて架台(パネルを固定する金具)の取りつけに高い技術が求められます。

和瓦(J形瓦)はとくに曲面が大きく、平板瓦(F形瓦)やセメント瓦とは施工方法が異なるケースも少なくありません。

つまり、瓦屋根に太陽光パネルを載せること自体は十分に可能ですが、屋根の種類に合った正しい工法と信頼できる施工業者の選定がきわめて重要になるということです。

このあたりの工法や業者選びについては、記事の後半でくわしく解説していきます。

設置で起きやすい損傷・劣化リスク

瓦屋根に太陽光パネルを設置する際、もっとも気をつけたいのが施工時の瓦の損傷です。

作業員が屋根の上を歩いたり、架台を取りつけるために瓦を一度はずしたりする工程で、瓦にヒビが入ったり欠けたりするトラブルは実際に報告されています。

とくに築年数が経過した瓦は経年劣化により強度が落ちているケースがあり、新築時にはなんの問題もなかった瓦が、施工時の衝撃で割れてしまうことがあるのです。

瓦が割れたりズレたりした状態のまま放置すると、そこから雨水が浸入し、下地材(野地板やルーフィング)の腐食へとつながるおそれがあります。

下地材が傷んでしまうと、太陽光パネルを支える架台の固定力も低下し、最悪の場合はパネルごと落下する危険性も否定できません。

また、設置時に使用するビスや金具が防水シート(ルーフィング)を貫通することで、長期的に雨漏りのリスクが高まるケースもあります。

以下に、設置にともなって起きやすい損傷・劣化リスクを整理しました。

  • 瓦のひび割れ・欠け:作業中の踏み割れや工具の落下による物理的ダメージ
  • 瓦のズレ・浮き:架台設置のために瓦をはずした際の復元不良
  • 防水シートの劣化:ビス穴からの水分浸入によるルーフィングの劣化促進
  • 野地板の腐食:長期間にわたる微量な雨水浸入で木材が腐る
  • 架台まわりのサビ:金属部品の経年劣化によるサビの発生と強度低下

こうしたリスクを最小限に抑えるためには、瓦屋根の施工実績が豊富な専門業者を選ぶことが何よりも大切です。

一般的なスレート屋根の設置経験しかない業者が瓦屋根を施工すると、瓦の扱いに慣れていないことから損傷のリスクが高まります。

加えて、設置前に屋根の現状を正確に診断してもらうこともリスク回避の重要なステップです。

築20年以上の住宅では、瓦自体には問題がなくても、その下のルーフィングが寿命を迎えているケースが珍しくありません。

ルーフィングの耐用年数は一般的に20〜30年程度とされており、この部分が劣化した状態でパネルを設置すると、のちのち深刻な雨漏りに発展するリスクが格段に高まります。

設置を急ぐ前に、まずは屋根の健康状態をしっかり確認することが、長い目で見た後悔回避の第一歩といえるでしょう。

瓦屋根×太陽光で起こりうる代表トラブル

瓦屋根に太陽光パネルを設置した後に起きるトラブルの中でも、とくに多く報告されているのが「雨漏り」と「災害時の被害」です。

これらのトラブルは、適切な施工が行われていれば防げるケースがほとんどですが、事前にどんなリスクがあるのかを知っておくことで、業者との打ち合わせや契約時にチェックすべきポイントが明確になります。

ここでは代表的なトラブルの原因と対策を、具体的な事例をまじえながらくわしく見ていきましょう。

雨漏りの原因と発生しやすいケース

太陽光パネルを設置した住宅で発生するトラブルのなかで、もっとも深刻で相談件数が多いのが雨漏りです。

住宅リフォーム・紛争処理支援センターの統計によれば、太陽光発電に関するリフォームの相談のうち、雨漏りに関連するものは毎年一定数寄せられています。

瓦屋根での雨漏りが起きやすい原因は、おもに以下の3つに大別できます。

1つ目は、架台を固定するためのビスが屋根の防水層を貫通するケースです。

太陽光パネルを屋根に固定するには、架台を野地板にビスで直接打ちこむ「直打ち工法」が一般的に広く使われてきました。

しかし、この方法では瓦の下にあるルーフィング(防水シート)にビス穴があいてしまい、そこから雨水が浸入するリスクがあります。

施工直後はコーキング(防水処理)で問題なくても、経年劣化でコーキングが硬化・ひび割れを起こすと、じわじわと雨水が入りこんでいくのです。

2つ目は、瓦をはずして架台を設置した際の復元ミスです。

瓦屋根に架台を取りつける場合、作業のために何枚かの瓦を一時的に取りはずします。

施工後にその瓦を元どおりに戻す必要がありますが、わずかなズレや浮きがあると、雨水の侵入経路になってしまいます。

瓦は精密に重なり合うことで防水性能を発揮する構造のため、1枚のズレが周囲の瓦にも影響を及ぼしかねません。

3つ目は、屋根の老朽化を見落としたまま設置してしまうケースです。

前のセクションでも触れましたが、ルーフィングの耐用年数はおよそ20〜30年です。

築年数が長い住宅では、瓦の見た目は問題なくても、その下のルーフィングがすでに限界を迎えていることがあります。

この状態で太陽光パネルを設置すると、ビス穴のダメージがルーフィングの弱い部分に集中し、短期間で雨漏りが発生するリスクが跳ね上がります。

雨漏りが発生しやすいケースをまとめると、以下のようなパターンに分類できます。

雨漏りの原因

発生しやすいケース

予防のポイント

ビス穴からの浸水

直打ち工法で施工した場合

支持瓦工法など穴をあけない工法を選ぶ

瓦の復元不良

作業員の技術不足や確認不足

瓦屋根施工の実績が豊富な業者に依頼する

ルーフィングの劣化

築20年以上の住宅

設置前に屋根全体の点検を実施する

コーキングの経年劣化

設置から7〜10年以上経過した場合

定期的なメンテナンスと再防水処理を行う

雨漏りは発生してから修理するとなると、太陽光パネルをいったん取りはずす必要が出てくるため、修理費用が高額になりやすいという点にも注意が必要です。

パネルの脱着費用だけで10万〜30万円ほどかかるケースもあり、これに屋根の修理費用が加わると、総額で50万円を超えることも珍しくありません。

こうした出費を避けるためにも、設置前の屋根点検と、防水層を傷つけない工法の選択がきわめて重要になります。

風災・雪災・瓦ズレなど災害時の注意点

日本は台風や大雪、地震など自然災害が多い国です。

瓦屋根に太陽光パネルを設置した場合、こうした災害時に特有のリスクが発生する可能性があることを知っておく必要があります。

まず、台風などの強風時についてです。

太陽光パネルは屋根の上に突出して取りつけられるため、風の影響を受けやすい構造になっています。

パネル自体は架台でしっかり固定されているとはいえ、想定を超える強風(風速30m/s以上)にさらされると、パネルが煽られて架台ごと浮き上がったり、最悪の場合は飛散したりする可能性があります。

このとき問題になるのが、パネルの下にある瓦です。

架台が浮き上がる力が瓦に伝わると、瓦のズレや脱落が連鎖的に発生するおそれがあります。

1枚の瓦がズレると、隣接する瓦にも影響が波及し、広範囲にわたって防水性能が失われることもあるのです。

次に、積雪地域では雪災リスクへの配慮も欠かせません。

太陽光パネルの表面はガラスで覆われているため非常に滑りやすく、**積もった雪が一気に落下する「落雪」**が起きやすい特徴があります。

パネルのない通常の瓦屋根では、瓦の凹凸が雪のすべり止めの役割を果たしますが、パネル部分にはその効果がありません。

落雪は人やものに直撃すると大きな被害を引き起こすだけでなく、雪の重みでパネルや架台が変形することもあります。

さらに、地震時には建物全体が揺れることで、瓦屋根と太陽光パネルの両方にダメージが及ぶ可能性があります。

瓦屋根は元々の重量が大きいため、地震の揺れによる慣性力が大きくなりやすく、ここに太陽光パネルの重量が加わると、建物への負担はさらに増します。

築年数が古い住宅で耐震基準を満たしていない場合は、とくに慎重な判断が求められるでしょう。

災害時のリスクを軽減するために、以下のような対策を事前に講じておくことをおすすめします。

  • 風災対策:パネルの固定強度が風速60m/sに耐える設計かを業者に確認する
  • 雪災対策:積雪地域ではスノーガードの設置や落雪シミュレーションを依頼する
  • 地震対策:設置前に耐震診断を受け、必要に応じて補強工事を検討する
  • 保険の活用:火災保険の「風災・雪災・ひょう災」補償がパネルにも適用されるか確認する
  • 定期点検の実施:年に1回程度は専門業者による点検を受け、瓦のズレやボルトのゆるみを早期に発見する

なお、火災保険の適用については保険会社や契約内容によって対応が異なります。

太陽光パネルを「建物の付帯設備」として補償の対象にできるケースが多いですが、経年劣化による損害は補償の対象外となるのが一般的です。

設置前に保険会社へ連絡し、補償の範囲と免責事項を明確にしておくことが、万が一のときの備えとして大切です。

後悔しないための設置方法と業者選び

ここまで瓦屋根に太陽光パネルを設置する際のリスクやトラブル事例を見てきましたが、「じゃあやっぱりやめたほうがいいの?」と不安になった方もいるかもしれません。

しかし、結論からいえば、正しい工法と信頼できる業者を選べば、瓦屋根でも安全に太陽光パネルを設置することは十分に可能です。

むしろ瓦屋根は耐用年数が長いため、パネルの寿命(一般的に25〜30年)と屋根材の寿命がうまくマッチしやすいというメリットもあります。

大切なのは、リスクを「知ったうえで」適切に対処することです。

ここでは、瓦屋根に適した工法と、業者選びで失敗しないためのチェックポイントをくわしくお伝えしていきます。

瓦屋根専用工法とリスクを減らす施工ポイント

瓦屋根に太陽光パネルを設置する工法はいくつかありますが、屋根を傷つけにくい工法を選ぶことが後悔回避の最大のポイントです。

以下に、代表的な3つの工法とその特徴を比較表にまとめました。

工法名

特徴

メリット

デメリット

支持瓦工法

既存の瓦を専用の支持瓦に差し替えて架台を固定する

屋根に穴をあけないため防水性が保たれる

対応できる瓦の種類が限られる場合がある

差し込み金具工法

瓦と瓦のすき間に金具を差しこんで固定する

ビス穴をあけずに設置でき施工も比較的スピーディー

強風時の固定力がやや劣るケースがある

直打ち(アンカー)工法

瓦をはずしてビスを野地板に直接打ちこむ

固定力が高くほとんどの屋根に対応できる

ルーフィングを貫通するため雨漏りリスクが高まる

近年では、支持瓦工法がもっとも安全性の高い工法として注目されています。

この工法では、既存の瓦を「支持瓦」とよばれる専用の瓦に1枚ずつ差し替え、そこに架台を取りつけます。

屋根に穴をあけないため防水性能をほぼそのまま維持できるのが最大のメリットで、大手メーカーでも推奨されている工法のひとつです。

ただし、支持瓦は瓦の形状に合わせて製造されるため、和瓦・平板瓦など瓦の種類ごとに対応する支持瓦が必要になります。

自宅の瓦に対応した支持瓦があるかどうかを、施工前に業者へ確認しておきましょう。

差し込み金具工法も、屋根にビスを打たないという意味では防水面のリスクが低い工法です。

瓦のすき間に薄い金具を差しこみ、その金具に架台を固定していきます。

施工時間が比較的短く、工事費用をおさえやすいという特徴もありますが、瓦の種類や勾配によっては固定力に不安が残るケースもあるため、業者としっかり相談することが大切です。

一方、直打ち工法はかつて主流だった方法ですが、前述のとおりルーフィングを貫通するリスクがあるため、近年は敬遠される傾向にあります。

それでも、屋根の構造や形状によってはこの工法が最適な場合もあり、その際は防水処理の品質が施工のカギを握ります。

コーキング材の種類や塗布方法、使用するビスの防水性能など、細かい部分まで業者に確認するようにしましょう。

どの工法を選ぶにしても、以下の施工ポイントをおさえておくことで、リスクを大幅に低減できます。

  • 設置前の屋根点検を必ず実施する:瓦の状態だけでなくルーフィングや野地板の劣化具合もチェックしてもらう
  • 築20年以上の場合はルーフィングの交換を検討する:パネル設置と同時に防水シートを新しくすることで長期の安心を得られる
  • 施工中の写真記録を依頼する:工事の各工程を写真に残してもらうことで、万が一のトラブル時に証拠となる
  • 架台の素材と防錆処理を確認する:ステンレスやアルミなどサビにくい素材が使われているかをチェックする
  • パネルの配置と荷重バランスを確認する:屋根全体に均等に重さがかかる配置になっているかを図面で確認する

とくに施工中の写真記録は見落としがちですが、あとからトラブルが起きた際に「どの工程で問題が生じたのか」を特定するうえで非常に役立ちます。

信頼できる業者であれば、写真記録の提供を快く受けてくれるはずです。

保証内容の確認と信頼できる業者の見極め方

太陽光パネルの設置に関する保証には、大きく分けて**「メーカー保証」「施工保証」「自然災害補償」**の3種類があります。

それぞれカバーする範囲が異なるため、契約前に内容をしっかり確認しておくことが、後悔しないためには欠かせません。

保証の種類

おもな対象

一般的な保証期間

注意点

メーカー保証(出力保証)

パネルの発電出力の低下

25〜30年

一定の出力低下率を下回った場合に適用される

メーカー保証(製品保証)

パネルやパワコンの製品不良

10〜15年

自然災害による故障は対象外のケースが多い

施工保証

施工不良による雨漏りなどのトラブル

10〜15年(業者による)

業者が倒産すると保証が無効になる場合がある

自然災害補償

台風・雪・雹などによる破損

10〜15年(任意加入)

メーカーや保険会社のプランにより内容が異なる

ここでとくに重要なのが施工保証です。

メーカー保証はパネルそのものの不具合を対象としますが、瓦屋根で起きやすい雨漏りやズレなどのトラブルは施工に起因するケースがほとんどです。

つまり、施工保証が手厚くなければ、いざというときに費用が全額自己負担になるおそれがあります。

施工保証の期間が10年以上あるか、また保証の対象に雨漏りが明記されているかを必ず確認してください。

さらに、施工業者が倒産した場合に備えて、第三者機関による保証制度(リフォーム瑕疵保険など)に加入しているかも重要なチェックポイントです。

リフォーム瑕疵保険に加入している業者であれば、万が一その業者が廃業しても、保険法人から修理費用が支払われる仕組みになっています。

では、信頼できる業者をどのように見極めればよいのでしょうか。

以下に、業者選びで確認すべきポイントをまとめます。

  • 瓦屋根への設置実績が豊富かどうか:スレート屋根の経験だけでなく、瓦屋根の施工事例を具体的に見せてもらう
  • 使用する工法を明確に説明してくれるか:どの工法を採用し、なぜその工法を選ぶのかを丁寧に説明してくれる業者は信頼度が高い
  • 現地調査(屋根点検)を必ず行うか:屋根に上がらず見積もりだけ出す業者は避けるべき
  • 見積もりの内訳が明瞭か:「一式〇〇万円」ではなく、機材費・工事費・足場代・申請費用などが項目ごとに記載されているか
  • 保証書の内容を事前に提示してくれるか:契約前に保証書のひな形を確認できるかどうかも判断材料になる
  • 複数社から見積もりを取っているか:最低でも3社以上の見積もりを比較し、価格だけでなく保証やアフターサービスの充実度で選ぶ

「安さ」だけで業者を決めるのはもっとも危険な判断のひとつです。

太陽光パネルの設置費用は、一般的な住宅用(4〜6kW)の場合、おおむね100万〜180万円が相場といわれています。

これを大幅に下回る見積もりを出す業者は、施工の品質やアフターサービスに不安が残る場合があります。

逆に、相場よりも極端に高い見積もりにも注意が必要です。

適正な価格感を把握するためにも、複数の業者から見積もりを取り、内容を比較検討することを強くおすすめします。

信頼できる業者と出会えるかどうかが、瓦屋根に太陽光パネルを設置して「よかった」と思えるか「後悔した」と感じるかの分かれ目になるのです。

まとめ

瓦屋根に太陽光パネルを設置することは、正しい知識と適切な準備があれば十分に実現可能です。

この記事でお伝えしてきたポイントを、あらためて整理しておきましょう。

まず、瓦屋根は耐久性・断熱性・防音性に優れた屋根材ですが、重量が大きく形状が複雑なため、太陽光パネルの設置には専門的な技術が求められます。

設置にあたっては、瓦の損傷やルーフィングの劣化、ビス穴からの雨漏りといったリスクがあることを事前に理解しておくことが大切です。

代表的なトラブルとしては、雨漏りや災害時の瓦ズレ・パネル飛散があげられますが、いずれも工法の選択と施工品質によって大幅にリスクを下げることができます。

とくに支持瓦工法のように屋根に穴をあけない工法を選ぶことが、長期にわたる安心につながります。

業者選びでは、価格の安さだけに惑わされず、瓦屋根の施工実績・保証内容・現地調査の有無を総合的に判断してください。

複数社の見積もりを比較し、疑問があれば遠慮なく質問する姿勢が、後悔のない選択へとつながります。

瓦屋根と太陽光パネルは、正しく組み合わせれば長期にわたって安定した発電と屋根の保護を両立できる、相性のよいパートナーです。

この記事が、あなたの大切な住まいに最適な選択をするための一助になれば幸いです。

不安な点があれば、まずは瓦屋根の実績がある業者に無料相談をしてみることからはじめてみてはいかがでしょうか。

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